看病の仕方がわからない

子供たちが風邪をひいた時など、いつも思うのです。
「私、看病するの下手だな〜」って
下手というか、仕方がわからないといった方が正解です。
 
子供の頃、看病されたことがないからだと思うんです。
風邪の時も、インフルエンザの時も、胃腸炎のときも、一人で寝て、自分で薬をのんで、自分で食べてたから。
  
しかし、自分が子供を産んで、育てていると「知らない」じゃ済まされません。
ホームドラマで見たようなことをやってみたり、時間どおりに薬を飲ませたり。
  
しかし、今 私が読んでいる本に子供が風邪をひいた時(入院するような重篤な時を除く)、親は決して医師になってはいけない。薬を飲ませるのも大事だがそれに固執するよりも「苦しい、辛い」といった気持に寄り添うことの方が大事なんだとか。それはすり傷などの軽いけがをした時も言えるらしい。
怪我をした時も絆創膏を貼っても痛いと子供が訴えている時、「そうだね、つらいね〜」と寄り添うことで安心して辛さが半減するらしい。
  
子供が風邪や怪我をした時、かわいそうだから早くなおしてあげようとするあまり、薬に頼ったり、風邪にいい食べ物や飲み物を与えてきた。
もちろんそれも大事だが、一番ではない。
一番は「辛い、苦しいという子供の気持ちをいったん飲み込み、寄り添うこと」
お母さん歴18年の私だが、今更ながら気付いた(遅いよ!)
今度、子供が風邪をひいた時、看病にあくせくするより、子供の気持ちに寄り添い、「辛いね〜」と一緒に昼寝するくらいの余裕を持とうと思う。
そうしたら、先週のように疲労から寝込むことはないだろう(笑)
  

心の休ませ方 (PHP文庫)

心の休ませ方 (PHP文庫)


今、読んでいる本です。