ハトおじさん

近くのホテルに用事があり、中島公園を歩いているときハトに餌をあげているおじいさんがいました。
私も子供の時、おじいちゃんと鳥にパンをあげていたことを思い出し見ていると、その方の隣に背広を着た男性が両手に大量のパンの耳が入った袋を持って立っていました。
「これぜんぶあげるの?」と思いつつ見ていたのですが、おじいさんはすごく楽しそうでした。
近くに黒塗りのすごい車が止まっていたし、背広を着た男性の耳にはイヤホン、サングラスとテレビで見るようなSPの恰好をしていたので、どこかの社長さんかなんかかなと思うのですが、「忙しい日々の唯一の楽しみなのかもしれないなあ」なんて思いながら見てました。