オルガン

島村楽器のお題「楽器に関する思い出」
小さい頃、鍵盤ハーモニカやたて笛など大好きでいつも家でひいていました。
ある時、お友達のうちに行くと素敵なオルガンがありました。
お友達と一緒に何時間もひいていました。
その時間が楽しくて、うちにもオルガンがあったらな〜と思ったのです。
その日から、毎日毎日、母に「オルガン買って〜」攻撃。
習っているわけでもないし、おもちゃの域を超えた高価なものです。
私が母親なら絶対に買わないでしょう。
しかし、母は買ってくれました。
母は「あまりにもしつこいから、買ったよ」と言ってますが真意はわかりません。
オルガンが届いた日から毎日、ひきまくりました。
独学で、わからないことは友達に聞いて、練習し、とうとう学芸会でオルガン担当にまでなりました。
オルガン担当は5人ほどいまして、私以外の子は皆ピアノを習っている子ばかり、その子たちに比べるとお粗末な演奏でしたが他の4人に助けてもらいながら、その子たちの素晴らしい演奏にうまく紛れ込ませながら、うまくごまかせつつなんとか演奏することができました。
  
今でもそのオルガンは実家の私の部屋にあります。
実は今ではならない音もあります。でも母は決して捨てないのです(自分が働いて、高いお金を出して買ったからでしょうか?(笑)
クラリネットの歌みたいでしょ(笑)