「母も十人十色」

charlotteさんにいただいたコメントの中の言葉です。
私にとって救いの言葉になりました。
  
私の母は、24歳という若さで起業し見た目は華奢なのですが精神的にも肉体的にも強い人です。
私とはまるで正反対の性格で、この母が私にとって尊敬できる人であると同時に「あんな人生にはなりたくない」と思わせる人でした。
 
幼いころの母の記憶は働いている姿と夜通しお酒を飲んでいる姿しか覚えていない。父は自分より稼ぐようになった母への嫉妬なのかもともとの性格なのか、浮気、暴力、仕事をしなくなり、私が小2の時離婚。子供は一人で充分とその後は堕胎を繰り返し、それでも泣いている姿を一度も見たことがありません。それは自分の親の死を目の前にしても。「人は誰でもいつか死ぬ」と言っていたほどです。周囲の反対を押し切り、私が中1の時もと旦那と再婚し(同じ人と2度結婚したのです)働かない旦那とその両親の面倒を見たのです。

私はこの母の強さに尊敬の念を抱くと同時に強い反発を覚えました。
そしてこの年になってもそれはずっと続いていたのです。
それが昨日の「母も十人十色」という言葉で気持ちが楽になりました。
いろんな子供、いろんな人がいていいんだと思っている一方で「母親」への強いこだわりから「母親」はこうじゃなくちゃいけないと・・・思いこみすぎていました。

昨日の記事に暖かいコメントと☆をくださった皆様に本当に感謝します。
私にとって忘れられない 、忘れてはいけない記事になりました。